こんにちは!Tomです。
今日は、兵庫県の名産品について調べてみたことをシェアしたいと思います。
「兵庫県」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?私は正直、神戸牛くらいしか思い浮かばなくて…。でもいざ調べてみると、東西に広がる地形のおかげで、地域ごとにびっくりするほど多彩な名産品があるんですね。まるでひとつの県の中に、いくつもの小さな国があるような感じです。
今回は、兵庫県に旅行した気分で兵庫の魅力をぐぐっと掘り下げてみました。行ったらこんなふうに楽しみたいなという妄想も込めてお届けします。
■ 神戸エリア:グルメとスイーツが同居する、おしゃれ港町
【神戸牛】
調べてみてまず驚いたのが、「神戸牛=高級和牛」という単純な図式ではなく、ものすごく厳格な定義に基づいて選ばれているということです。
たとえば、神戸ビーフとして認定されるには:
- 兵庫県内で生まれ育った但馬牛であること(未経産の雌か、去勢された雄のみ)
- 指定の食肉センターで処理されていること
- 肉質等級がA4またはB4以上で、脂肪交雑(霜降り)がNo.6以上であること
- さらに枝肉重量が470kg以下という制限も
…と、もう「牛界のエリート校卒」って感じなんです。
この定義を知ってからは、神戸牛を食べるときには「おいしい」だけじゃなく、「ここまで育てた人たちの努力に感謝したくなる」気がします。
私が現地に行くときは、神戸の老舗でシェフの鉄板さばきを見ながら食べてみたいし、できれば生産牧場にも立ち寄って、背景ごと味わう旅にしてみたいです。脂のサシがきめ細かくて、舌の上でとろける…という表現を何度も見て、もはや幻覚が見えそうでした。もし行けるなら、目の前でシェフが焼いてくれる「ステーキランド神戸館」に行って、鉄板焼きのジュ〜ッという音ごと味わいたいです。
【神戸スイーツ】
神戸って、スイーツの街でもあるんですね。モロゾフや風月堂のような有名ブランドだけでなく、「観音屋」のデンマークチーズケーキみたいな個性派スイーツまで幅広い。
調べていて特に面白かったのが、紅茶文化が根付いていること。おしゃれなカフェでケーキと紅茶をセットで楽しむのが定番スタイルなんだとか。実際に行けたら、港町の風を感じながら、ゆったり午後のティータイムを過ごしてみたいです。
■ 姫路エリア:城と歴史と、ちょっとピリッとした味わい
【姫路おでん】
「おでんを生姜醤油で?」と思いましたが、これが姫路スタイル。調べてみると、地元では当たり前の食べ方だそうで、寒い日に食べると体の芯からあったまるんだとか。
ちなみに、姫路おでんについてもっと知りたい方は、公式サイト「姫路おでん探検隊」があります。おでんの歴史やおすすめ店舗、イベント情報まで盛りだくさんで、読み物としてもかなり面白いです。
【播州そうめん】
揖保乃糸の名前は聞いたことがあったけど、これが兵庫の播州エリアの名産だとは知りませんでした。職人さんたちが冬の寒い時期に、気温と湿度を管理しながら手延べしていると聞いて、その手間にびっくり。
夏に冷たく、冬には「にゅうめん」として温かく。どちらも試してみたくなりました。きっと、素朴で優しい味わいなんだろうなと思います。
■ 淡路島エリア:自然の恵みがつまったグルメアイランド
【淡路島の玉ねぎ】
「玉ねぎで感動?」と思うかもしれませんが、調べれば調べるほど期待が高まる…。淡路島の玉ねぎは、辛みが少なくて甘みが強く、生で食べても美味しいという声がたくさんありました。
私が行くなら、玉ねぎを丸ごと煮込んだスープをぜひ味わってみたい!あと、淡路牛との組み合わせで作るハンバーグも絶対美味しいに違いないです。
【しらす丼】
しらすってこんなに人気があるの?と最初は思ったんですが、淡路島のしらすはとにかく新鮮。生で食べられる透明なしらす…そのビジュアルだけでもテンションが上がります。
「魚増鮮魚店」では、朝獲れしらすを丼で食べられるそうなので、朝イチで漁港をぶらぶらしながら、そのまま朝ごはんにしらす丼。そんな休日、憧れます。
■ 丹波篠山エリア:静かな里山で出会う、滋味あふれる味
【丹波黒豆】
黒豆って、おせちの中に入っている甘いやつ…というくらいの認識でした。でも丹波篠山の黒豆は、一粒がでかくてもっちりしていて、まるでスイーツのようなんです。
調べていて気になったのが、秋になると「黒豆の枝豆狩り」ができる体験農園があること。これは大人も子どもも楽しめそう。自分で収穫してその場で食べる…って最高の贅沢ですよね。
【丹波栗】
栗の名産といえば熊本?と思っていた私ですが、丹波栗もすごい!粒が大きくて、和菓子職人たちが惚れ込むほどの濃厚な甘さなんだとか。
「小田垣商店」の栗羊羹や甘露煮は、お土産としても評判が良いみたいです。私はパッケージフェチでもあるので、これは確実にテンション上がります。
■ 城崎・但馬エリア:温泉とともに楽しむ北のごちそう
【松葉ガニ】
冬の味覚の王様と名高い松葉ガニ。調べているうちに「カニフルコース」という言葉に出会い、それだけで幸せな響き…。刺身に焼きガニ、そして鍋。まさに冬の三段活用です。
11月から3月がシーズンらしく、城崎温泉とセットで楽しむのが王道のスタイル。温泉でぽかぽかになった後に、カニでとどめを刺す。そんな旅、ぜひしてみたい!
【但馬牛】
神戸牛の元になった牛、それが但馬牛。赤身のうまみが強くて、脂もきめ細かいとのことで、調べているうちに「焼肉で食べたい」気持ちがムクムクと…。
ちなみに、但馬牛を本格的に楽しめるお店を調べてみたところ、「焼肉 但馬屋」のほかにも、地元で人気の「但馬牛いろりダイニング三國」が評判でした。こちらでは囲炉裏スタイルで、落ち着いた雰囲気の中ゆっくり但馬牛を堪能できるそうです。
どちらも外国人観光客への対応が丁寧で、英語メニューがある場合も多いとのこと。旅の中で立ち寄って、地元のおいしさをしっかり味わう体験ができそうです。 「焼肉 但馬屋」ではカジュアルに味わえるということで、旅の途中にふらっと立ち寄って、じゅうじゅう焼きながら地元の味を噛みしめてみたいです。
いかがでしたか?
今回は兵庫県の名産品についてご紹介してみました。
一県の中に、ここまで多様な食文化があるってすごいことですよね。観光とセットで楽しむのもいいけれど、むしろ「この味を体験したいから旅に出る」っていうのもアリじゃないでしょうか。
私も、いつかこのページに書いたルートをぜんぶ制覇して、実食レポ付きでアップデートしたいと思っています。
それではまた!