栗林公園・屋島・うどん巡り!──歴史と絶景をめぐる香川1泊2日の旅

こんにちは!Tomです。

今日は「香川旅」について、旅レポートを書きたいと思います。

うどん県として知られる香川県。ですが、うどんだけじゃないんです。歴史、自然、食文化、どれをとっても独自の魅力にあふれています。今回はそんな香川を、1泊2日で巡ってきました。

移動トラブルから始まり、腹ペコでたどり着いた高松。でもそこからは、驚きと癒やしの連続でした。

それではさっそく、香川旅スタートです。


【1日目】高松に到着。つまずきスタートでも、気分は上向き

お昼過ぎ、ようやく高松駅に到着。

本当は午前中からのんびり散策をする予定だったんですが、新幹線がまさかの遅延。駅での待ち時間が長引いて、着いた頃にはすでにちょっとグッタリしていました。

それでも、改札を抜けた先に広がる高松の空と潮風の香りに、一気に気分がリフレッシュ。旅の始まりって、いつも少し非日常でワクワクします。


ランチはやっぱり…うどん!「さぬき麺の介」でエネルギーチャージ

高松に来たからには、まずはうどん。うどんを食べなきゃ、始まらない。

向かったのは「うどん職人さぬき麺の介」というお店。高松駅からも歩いて行ける距離にあって、観光客にも地元の人にも人気のうどん屋さんです。特にこのお店、日曜日も営業しているのがありがたいポイント。実は高松のうどん屋さん、日曜定休のところが意外と多いんですよね。

注文したのは名物のさぬきうどん。出てきたうどんを見て、まず「太っ!」って思いました。実際食べてみると、その太麺が信じられないくらいモッチモチで、噛むたびに小麦の香りがふわっと広がります。

しかもツルッとした喉ごし。食べるたびに元気が戻ってくる感じがして、「やっぱり本場は違うなあ」としみじみ実感しました。


玉藻公園で歴史さんぽ。水の城「高松城跡」

うどんで満たされたあと、のんびり向かったのが「玉藻公園」。高松城跡として知られるこの場所は、なんといっても“水の城”という異名を持つ、全国的にも珍しいお城です。

高松城は、かつての藩主・生駒親正によって築かれた城で、お堀に海水が引き込まれているのが最大の特徴。日本三大水城の一つにも数えられています。今でも海水が巡っていて、なんと天然の鯛が泳いでいるのです。

入り口でエサの小袋(100円)を購入し、橋の上から撒いてみると…いました、いました。数十匹の鯛が一斉にバシャバシャと集まってきて、まるで「よく来たね!」と歓迎してくれているみたい。こんなに人懐っこい魚がいるなんて。

園内を進むと、立派な石垣や復元された櫓(やぐら)が静かに佇んでいて、当時の面影を今に伝えています。風が吹くたびに、松の枝がさわさわと揺れ、木漏れ日がちらちらと差し込む小道。何気ない一歩一歩が、どこか特別な時間に感じられました。

ちなみに玉藻公園の「玉藻」という名前は、『万葉集』にも登場する海藻の名前から取られているそうで、この地が古くから美しい海と深く結びついていたことがうかがえます。歴史に思いを馳せながらのんびり歩くには、まさにうってつけの場所です。


圧倒的スケールの庭園「栗林公園」で自然に酔う

そのまま足を伸ばして、次に訪れたのが「栗林公園(りつりんこうえん)」。

ここは「グリーンミシュラン」で三ツ星を獲得している、日本を代表する大名庭園のひとつ。とにかく敷地が広く、ゆうに東京ドーム3個分以上の面積があるそうです。

入り口から一歩踏み入れると、いきなり景色が変わるのが印象的でした。青々と茂る松、池に映る空、遠くに見える小高い山。それぞれの風景が緻密に計算された構成美で、ただ歩いているだけでも心が洗われるようです。

園内を巡る遊覧船もありますが、今回は時間の都合で徒歩のみ。それでも十分すぎるほど見ごたえがありました。特に「飛来峰」から見下ろす庭園の眺めは、写真では伝わらない圧倒感があります。


夜はガブッと。「骨付鳥」の野性味にしびれる

日が暮れて、ホテルにチェックインしたあと、夜ご飯に選んだのは「骨付鳥」。香川のソウルフードで、丸亀市が発祥の料理ですが、最近は高松でも多く見かけるようになりました。

メニューには「おや」と「ひな」の2種類があります。これは使っている鶏の年齢の違いで、「おや」は親鳥、「ひな」は若鳥のことを指します。「おや」はしっかりした歯ごたえと濃厚な旨味が特徴。噛めば噛むほど味が染み出してくる通好みの一品で、お酒好きな人に特に人気です。一方「ひな」は肉質が柔らかく、皮はパリッと中はジューシー。食べやすさと肉汁の旨さが魅力で、初心者はこちらがおすすめ。

私は迷わず「ひな」を選択。熱々の鉄板に乗ってやってきた骨付鳥は、見た目も香りも完全に“正解”のやつです。手づかみで豪快にかぶりつくと、外はカリッ、中はじゅわ〜。ピリ辛のスパイスが食欲をグイグイ引っ張っていきます。これはビールを頼まざるを得ないやつ。

隣の席のお兄さんは「これ食べたらもう、東京の唐揚げじゃ満足できん」とつぶやいていました。わかる。その一言に、私も静かにうなずいていました。


【2日目】朝うどんから始まる清々しい一日

2日目の朝は、またもうどんから始まります。

訪れたのは「めりけんや」という高松駅前のうどん店。朝7時から開いていて、地元の人たちが出勤前にふらっと立ち寄っていく、そんな生活の一部になっているお店です。

朝の時間帯にもかかわらず、店内は大賑わい。地元の常連さんらしき人たちが、迷いなく注文していく様子にちょっと見とれてしまいました。

私は温かいかけうどんをいただきました。シンプルだけど、だからこそダシの風味が際立ちます。優しい味に、体も心もじんわり目覚めていくような感覚でした。


屋島の絶景と歴史に触れる

旅の締めくくりに選んだのは、高松市街地の東にそびえる「屋島(やしま)」。その名の通り、海に突き出た屋根のような形の台地で、古くは源平合戦の舞台としても知られる歴史とロマンあふれる場所です。

バスでぐんぐん坂道を登るうちに、眼下に広がる景色が徐々に開けていきます。そしてついに、展望台に到着。そこに広がっていたのは、息を呑むような絶景でした。

瀬戸内海に点在する無数の島々、その向こうにかすむ本州の山々。風に揺れる木々の音と鳥のさえずりしか聞こえない静寂の中、海面は陽の光を受けてキラキラと宝石のように輝いています。この景色を「ごほうびビュー」と呼ばずして、何と呼びましょうか。

すぐ近くには「屋島寺(やしまじ)」があります。ここは四国八十八ヶ所霊場の第84番札所。瓦屋根と朱塗りの建物が静かに佇み、境内には苔むした石像や仏像が並び、長い歴史を感じさせてくれます。お遍路姿の人たちが静かにお参りしている様子にも、どこか心が洗われるような穏やかさがありました。

屋島という場所の名が一躍有名になったのは、なんといっても「源平屋島の戦い」。源義経が奇襲作戦を成功させた伝説の合戦で、特に有名なのが“那須与一の扇の的”のエピソード。平家の舟に掲げられた扇を、与一が見事に射抜いたという逸話です。その場面を再現した像や説明板が設置されていて、歴史に思いを馳せるには絶好のポイント。

歩いていると、ところどころにその合戦の痕跡を感じさせる案内板や句碑があり、「ここはただの山じゃないんだな」と実感します。

さらに、屋島の魅力は歴史や眺望だけではありません。展望台のすぐ横には、なんとタヌキが出迎えてくれる小さなスペースが。屋島はスタジオジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」に登場したことでも知られ、タヌキ伝説が多く残る土地なのです。思わず笑ってしまうようなタヌキ像の表情に、歴史の重みが一瞬ふっと軽くなる瞬間でした。

帰り際、売店で屋島名物の「瓦せんべい」を購入。香ばしくて、旅の締めくくりにぴったりの甘さでした。手のひらに載せたそれは、どこか屋島の“台地”のようにも見えて、ふと「また来たいな」と思わせてくれる、余韻のある場所です。

ここには、壮大な自然と静かな歴史、そして少しのユーモアが共存しています。香川という土地の懐の深さを、屋島は存分に体現してくれていました。


そして、旅の終わりに

屋島を後にして、駅へと戻る帰り道。

短いようで、なんだかぎゅっと詰まった2日間でした。うどんに始まり、うどんに終わる香川旅。それはただの食べ歩きではなくて、土地の文化や空気を一緒に味わう行為だったように思います。

「四国に行きたいけど、遠くはしんどいなあ」なんてとき、香川はとってもおすすめです。

アクセスも良くて、見どころもたくさん。そして何より、人と空気が優しい。

ちょっと疲れた心を、ふわっとほぐしてくれる。そんな場所でした。

それではまた!

おすすめお土産&スポットリンク集

お土産セレクション:

  • 瓦せんべい(屋島名物):香ばしい風味とユニークな形が人気。
  • 骨付鳥のお持ち帰りパック:家庭でも香川の味を再現可能。
  • オリーブ製品(オリーブオイル・化粧品):香川県小豆島産。
  • さぬきうどんの乾麺:本場のコシをおうちで楽しめる。

訪れたスポット公式リンク:

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